少女たちの心を知る

2011-09-19

援助交際という言葉が世間に知られるようになってから10年以上になるでしょうか。その後警察の取り締まりが厳しくなったこともあり、また、少女たちに対する教育つまり携帯電話の使い方や怖いところなどを教えることによって、その数は大分少なくなったといわれていますが、未だ根絶というところまではいっていないのが現実です。未だに続く援助交際なのですが、それをする少女はどんな気持ちで男性と接しているのでしょうか。その心理状態を理解するのはなかなか難しいものがあります。そんな少女たちをリアルに取り扱った作品に「リリィ・シュシュのすべて」という作品があります。岩井俊二監督の作品なのですが、少女たちの目には何が映っていて、少女たちは何を見ているのか、少女たちの気持ちをかいま見ることができます。援助交際というと、「携帯電話」「ビル街」「ホテル」といった都会の風景が思い浮かびますが、少女たちの目に映っているものは、必ずしもそんなドライなものだけではないということがこの映画によって理解することができます。少女たちの心を知ることも大切だなと感じた次第です。

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